外貨の種類
外貨(がいか)とは 「外国貨幣」の略で、日本なら日本円以外の貨幣(通貨)が「外貨」です。
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通貨の種類
外貨預金や外国為替証拠金(保証金)取引では、さまざまな通貨が扱われています。また、通貨を略号で表すことも多く、
すぐにどこの国の通貨かわからないこともあります。このページでは、各国の通貨について簡単に説明します。
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通貨の略号
通貨の略号は、ISO 4217で定められています。通常、最初の2文字が国名、最後が通貨の呼称を示しています。
例外もあり、ユーロはそのままEURと表示されます。
日本円(JPY) Japanese Yen
日本の通貨。超低金利のため、JPYの買いでは高いスワップが取られる。
米ドル(USD) US Dollar
世界の基軸通貨。
ユーロ(EUR) Euro
欧州の統一通貨。フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、ベルギー、オーストリア、
ルクセンブルク、アイルランド、フィンランドなどEU各国の通貨となっています。
英ポンド(GBP) British Pound
通称ケーブル(Cable)。スワップ金利は高いが、値動きが大きく、大儲けや大損をすることも。。。
スイスフラン(CHF) CH
Confoederatio Helvetia(スイス連邦)の略。永世中立国スイスの通貨ですので、有事に強いと言われます。
豪ドル(AUD) Australian Dollar。通称オージー。オーストラリアの通貨。
NZドル(NZD) New Zealand Dollar。通称キウィ。ニュージーランドの通貨。
カナダドル(CAD) Canadian Dollar。カナダの通貨。通称キャンドル。
1日の外国為替相場で取引される通貨の80%以上は、"メジャー"と呼ばれるユーロ/米ドル、ドル/円、
英ポンド/米ドル、および米ドル/スイスフランの4組の通貨ペア
の取引です。
豪ドル、NZドル、カナダドルは資源国通貨と呼ばれ、準メジャー通貨に加えることができます。
基軸通貨であるUSドルを介さない取引は「クロス
」といわれ、ユーロ/日本円とユーロ/英ポンドなどが
これに当たり、この通貨ペアでの取引も活発に行われています。
次にこの外貨を用いた外貨建ての金融商品について説明します。