外国為替証拠金取引(FX) リスク管理-損切り-

為替取引をしていると、自分の予測とは逆の方向に相場が向かい、思わぬ損害を出してしまうことがあります。 為替は一度流れができると、その方向に進み続けることが少なくありません。


そこで、大きな損害を出さない為に、ある程度損害が出たら、その時点であきらめて損失を確定することを行なうことがあります。 これを損切りといいます。


特に、大きな額の取引(Lev=100倍とか)を行い、それが裏目に出たときには被害を最小限にとどめるために、損切りを行なう必要があります。


外国為替証拠金取引では、損切りのための注文方法として、「逆指値」(ストップロス)というものがあります。 利益を生む買い方である指値(指定した値まで値上がりしたら売るor値下がりしたら買う)とは正反対の性質をもつ逆指値では、 「指定した値まで値上がりしたら買うor値下がりしたら売る」ということを行います。この逆指値を設定しておくことで、 為替相場を常時チェックしておかなくても、急激な為替変動の被害を最小限にとどめることができます。


注文方法の詳細はこちらから→外国為替証拠金取引-利益の上げ方-


しかしながら、現在の価格にあまりにも近い値で逆指値を指定しておくと、少しの相場の変動で逆指値に達し、 損害が確定することもしばしば起こり得ますので、逆指値は最後の門番みたいなかんじで、 少し離れた場所に設定しておいたほうが良いでしょう。


また、「いつか為替が自分の意図したほうに変動するはずだから、損切りはしない。」という考え方をする人もいると思います。
たしかにそれは間違いではありません。為替相場は変動するものなので、待ち続ければいつか相場が反転するでしょう。 できるだけ損切りを避けた投資を行ないたい方は、損失確定の「ロスカット」に十分に注意してください。 十分な資金を用意し追証に備える、レバレッジを上げすぎないなどの点に注意し取引を行ないましょう。




損益の可能性について考えて見ましょう。

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