外国為替証拠金取引(FX) 傾向と注文-難平-

難平(なんぴん)
保有しているポジションで損失が出ているとき、現在の保有ポジションと同じ方向の売買を行なうことで、 平均コストを下げる取引のことをいいます。


例えば、USD/JPY=110.00のときに、1万米ドルの買いポジションを建てたが、円高が進みUSD/JPY=100.00となったとします。 このとき、USD/JPY=100.00でさらに買いポジションを建てたとします。このとき買値の平均値は(110.00+100.00)÷2=105.00となり、 損失の平均コストは減少します。


難平を行なうことで、未確定損失を解消しやすくし、更に利益チャンスを生み出す可能性が出ますが、 相場が同じ方向に進めば損失はさらに拡大していきますので、損失が出たらとりあえず難平をする! という取引は危険な結果になりかねませんので注意が必要です。




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